人を責めず、仕組みを変える人
私は、ふみかさんと初めて会った時のことを覚えている。
人材紹介会社を通じて、エルハウスの面接に来てくれた。履歴書を見た瞬間、私は直感した。
この人は、新しい時代に、工務店業界に革命を起こす働き方をする。
でも、おそらく本人は、そのことに気がついていなかった。正確には、今もまだ気がついていないのかもしれない。
一見バラバラに見えるものが、ひとつにつながった
長い間、経理の仕事をしてきた。工務店業界にいた人ではない。子育てをしながら、お母さんの介護もしながら、自分の暮らしと仕事を引き受けてきた人だ。
自宅を建てる過程で、間取りに強い興味を持った。自分の家の間取りを書いているうちに、ブログを通じて相談が来るようになり、全国250人以上の家づくりに関わる間取りを書いてきた。
幼い頃、お父さまが間取り好きだった記憶。経理で身につけた数字を見る力。建築士の資格。マーケティング。LINE。パソコン。仕組み化。そして、子育てと介護の中で身につけた、暮らしを現実として見る力。
一見バラバラに見えるものが、エルハウスに来て、ひとつにつながった。
人を責めるな、仕組みを責めろ
彼女の口癖は、「人を責めるな、仕組みを責めろ」だ。
人は間違える。忘れる。迷う。体調も気持ちも毎日違う。だから、人を責めても本質は変わらない。間違えにくい仕組みを作る。忘れなくてもいい仕組みを作る。迷いすぎなくてもいい仕組みを作る。
これは、優しさだ。そして、経営だ。
Live Our Journeysで働く人には、この感覚を持ってほしい。できない人を探すのではなく、できるようになる環境を作る。根性で乗り切るのではなく、望む人生に向かって力が湧く状態を作る。
商品開発したキュレクトにも、その思想が出ている。家を建てることをゴールにしない。家を建てたあとも、人生は続く。教育も、旅行も、老後も、趣味も、家族の時間も続いていく。
だから、何でも家に詰め込めばいいわけではない。こだわるところは、こだわる。手放すところは、手放す。それは妥協ではない。選択だ。
まだ、完成形ではない
ただ、私はまだ、彼女を完成形だとは思っていない。
私はこれまで、7万人以上の経営者やビジネスマンを見てきた。その中でわかる。優秀な実務家と、会社を代表する経営者の一人である取締役は、まったく違う。実務ができることと、会社を背負うことは違う。仕組みを作れることと、人を育て、地域や業界に必要とされる存在になることは違う。
彼女は、まだその途中にいる。だからこそ、急がせない。役割と器を大事に育てながら、さらに業界や地域に必要な人になっていく道を共に作りたい。
20代、30代で学んできた多くのことが、これからさらに花開いていく。子育てをしながら、お母さんの介護をしながらの経験が、さらに望む人生を生きる未来を作っていく。その経験は、これから男女に限らず、働く人たちのロールモデルになっていく。
見えない想いを、見える仕組みに変える。人を責めるのではなく、人が生きやすくなる仕組みを作る。
これは、彼女だけの話ではない。これからLive Our Journeysで働くすべての人に、持っていてほしい働き方だ。
Live Our Journeys──かなわない夢はない、望む人生を手に入れよう。

